VOL.3
【大学での出会い】
 出会えることというのはとても素敵な事だと思う。この大学に来て1年と半年、私は沢山の出会いをしました。出会いの数だけ変わりました。人・知識・作品、どんな所でも出会いはあり、変わらない人にはなりたくないと思います。
 私はこの大学でダンスと出会いました。もう少し具体的に言うととても魅力的なダンサーに出会いました。それまではむしろダンスを嫌っていました。その人のために、というかその人が作品を作る時に何らかの形で関わりたいと思い、スタッフに全く興味のなかった私が照明の勉強を始めました。変わったなと思います。
 色々な出会いで、良いのか悪いのか変わってきた私ですが「演劇がしたい」という入学当初からの思いはかわりませんでした。しかし、その内容は少し変わったと思います。「演劇がしたい」から「舞台芸術の一つ、演劇がしたい」と思うようになりました。今まで演劇を観る立場にいた私が演じる立場として「何故、自分が舞台に存在する・できるのか」を追求する、そのための演劇がしたいと思います。それはこの大学での出会いが私にくれた一番大きな変化でした。
                           2回生・工藤 花之助
 入学から半期が過ぎ、京都での生活にも少し慣れ、「仲間」と呼べる存在ができた。高校までとは違い、同じ志しを持つ仲間のいる環境があるのはとてもいい事でとてもいい刺激があり新鮮な感じがする。そして、初めて大学で舞台に立つ事になりやっと自分のやりたい事ができる喜びに満ちている。
 でも不安な事は沢山ある。正直、高校時代自分の演技はかなりいいと思っていた。しかし大学に入って、いかに自分がレベルの低い事を考えていたかと思い知らされた。舞台では先輩方の足を引っぱらないようにしたい。特に噛まないようにだけはしたい。テンポが早くなると噛む癖だけはどうにかしたい。いや、どうにかする!そう断言しようと思う。
         1回生・馬場 郁哉
【洗練された自由】

バックナンバー
【仲間のいる環境】
私がこの大学に入学してから、もう3年の月日が経ちました。舞台芸術学科では1回生の時に基礎的な事を学びます。ですがそれは、いわゆる舞台をやる上での「テクニック」とは違い、自分の肉体・身体にどのような可能性があるのか探ってゆく作業に思えます。それはスタッフに関しても同じ事です。
この大学が他の大学と大きく違う点はそこにあるのではないかと思います。例えば、私が出演した岩下徹先生のダンス公演や松田正隆先生の演劇公演にみてとれる「自由」は、各々出演者が独立した芸術家として存在しなくてはならないという、「洗練された自由」であり、その上で私たちは協調し 一つの作品を目指すことになります。この大学を選ぶ大きなポイントは、この大学の校風が自分とあっているか否かという事が挙げられるかと思います。
3回生・島 崇



VOL.1  VOL.2  VOL.3  VOL.4  VOL.5  VOL.6  VOL.7
VOL.8  VOL.9  VOL.10
Copyright(C)Kyoto University of Art and Design ~Performing Arts~
All Rights Reserved.